集客力をつけるために
開業してぶち当たる最も大きな壁。
それは、「集客ができない」ということです。
お客さまが来てくれないと、何も始まりません。
施術もできません。
当然、売り上げも上がりません。
多くの人は、
「よい技術さえあれば、集客はできる」
「チラシを大量にまけば、集客はできる」
「路面に店を出せば、集客はできる」
「よいホームページを作れば、集客はできる」
…と誤解します。
そして、現実の厳しさを知り、愕然とします。
そのうち運転資金が尽き、廃業…
そんな人が決して少なくないのが、この業界の実情です。
集客力をつけるためには、大きく分けて、以下の三つが必要です。
１）手間をかける
２）時間をかける
３）お金をかける
優先順位は、数字の通りです。
つまり、まずは手間をかける。
次に、時間をかける。
そして、最後にお金をかける。
経営は「掛け算」です。
「集客力 ＝ 手間 × 時間 × お金」と考えてよいでしょう。
だから、どれも必要です。
バランスが大切ということです。
私の講座では、まずは手間と時間をかけることを推奨しています。
まずは、集客とは何か？
何を目的に、誰に、何を売るのか？
そのために、何をしなければならないのか？
媒体として何を使うのか？
…などを徹底的に考えます。
その上で、チラシが適切と考えたなら、自分で勉強し、自分で考え、自分で作ってみることです。
配布してみて、反応を見て、作り直すことです。
それを何回も何回も繰り返し、成功パターンを見つけることです。
これは、チラシに限りません。
ホームページを中心とした、インターネット集客も同じです。
いずれも、時には、人真似をしてもよいでしょう。
大切なのは、自分で考えた結果として、人真似をするという自覚を持つことです。
盲目的に人真似をしても、思わしい結果は出ません。
成長も進歩もありません。
手間と時間をかけるためには、早くから開業準備に着手することです。
まともに集客できるようになるまでには、最低1年間は必要です。
なので、私の講座では、受講開始と同時に準備を進めるよう、伝えます。
大半の受講生は、伝えた通りにやりませんが…(笑)
お金をかけるのは、最後の手段です。
手間と時間をたっぷりかけた後、どうしても必要な時にお金をかける。
そうすると、生きたお金の使い方ができます。
たまに、いきなりお金をかける人がいます。
お金をかければ集客できる、そう思い込んでいるのです。
何を隠そう、私がそうでした（笑）
だから、ものすごく無駄なお金を使ってしまいました。
勉強代と思えば、安いものですが…
まずは、手間をかけましょう。
時間をかけましょう。
その上でお金をかければ、爆発的に経営は伸びます。
では、何をすればいいのか。
本ホームページに、独立開業に向けてというコンテンツがあります（現在、整備中）。
ぜひ参考にしてください。
執筆者プロフィール
- 心身楽々堂 代表
- 1960年、大阪生まれ。2008年、47歳の時に、突如、24年間勤務した会社を辞し、整体師に転身することを決意。多額の住宅ローンを抱え、当時高一と中二、二人の息子がいる身で脱サラし、未経験の仕事で起業するなど狂気の沙汰と、周囲の誰もが猛反対する。しかし、耳を貸さず、整体院の独立開業を断行。案の定、失敗、挫折、絶望の連続で、辛酸をなめ尽くすが、ぎりぎりのところで踏み止まる。修得した整体手技療法を基盤に、合氣道修行で得た心身修養の精髄を加味した「心整体法」を着想。病院で治らない慢性疾患や自律神経失調症専門の整体院という独自路線を歩み、自力で整体院経営を軌道にのせる。組織に依存せず、束縛されず、自分の良心や信念をいっさい曲げることなく、己の身一つでサラリーマン時代を大きく超える収入が得られることを証明する。その経験を生かし、脱サラ・起業に特化した整体塾を主宰。まったくの未経験者を「オンリーワンの整体師」に育てあげることについては、日本一の手腕を持つと自負する。これまでに200名以上を指導、50名を超える整体師を輩出する。現役の整体師を続けながら、大阪府枚方市、千葉県船橋市を拠点にして後進を育成。また、各地で一般の方に向けたセミナーや体験会を開催し、癒しの人間学「心整体法」を伝えている。
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