珠玉の手技「基幹操法」をあなたに


未経験者がプロ整体師を目指すにあたり、最初にどの整体技術に出会うかは、たいへん重要です。
基幹操法は、最初に手にするものとして、これ以上望めないほど理想的な整体技術です。

自律神経整体(ゆるめる整体)施術技術の要である「基幹操法」。
基幹操法は、長い年月をかけ、たくさんの人の手を経て、練りに練られた珠玉の手技です。
これを指示通り正確に施術すれば、人体は必ず反応し、何らかの変化が生じます。
未経験者でも、あらゆる症状に対応でき、劇的な結果が出せることも、しばしばあります。
この点が、他の手技にはない非常に優れたところです。
なお、基幹操法は「基礎講座(1)」でお伝えし、毎回の講座で練習をしていただきます。

基幹操法の概要

基幹操法は、20種類の操法や検査法から構成されています。

基幹操法は、本来は「型」であります。
型の中には、身体の見方、触れ方、呼吸の読み方、動かし方、揺らし方、可動域の読み方、程度と加減の調整、手法の理合い、手順の組み立て方など、施術における無形の知的財産が多数散りばめられています。
型を何度も繰り返し練習することにより、それら無形の知的財産が、自分の血肉となっていきます。

「型」が「形」となり、やがて「技」となる。

それが、私の自論です。

最初は、わからないながらも「型」通りに繰り返し施術する。
その積み重ねにより、だんだん「形」になってくる。
つまり、さまになってくる。
さらに経験を重ねることにより、気付きや学びが自分の中で生じてくる。
その積み重ねにより、応用ができるようになり、そして本物の「技」として昇華していく。
そのように考えております。
言葉を変えれば、「守・破・離」といことです。

基礎講座において、術理とともに、施術法を詳しく解説いたします。
まずは「守」です。
解説をした基本に忠実に、練習を重ねてください。

施術動画

最初から最後まで、一通りの流れを動画にてご確認ください。

各手技の解説

各手技や検査法を解説しています。
リンク先のページにて内容をご確認ください。

1.拳上検査法

基幹操法の冒頭に実施する手技である。 拳上動作の軌跡や可動域を観察し、身体の状態を把握することを目的とする。 検査のための手技とはいえ、慎重に施すことにより、可動域を広げる施術...

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2.ASIS検査法

骨盤の状態を検査する手技である。 骨盤は、骨格の土台ともいわれる、重要な部位である。 骨盤の歪みが、さまざまな痛みや症状の原因となっている場合が多い。 施術前後の変化を確認す...

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3.膝曲げ検査法

股関節は、大腿骨と寛骨臼にて構成される。 ここは、下肢と骨盤をつなぐたいへん重要な部位である。 大腿骨頭は、その形状の特性上、上下、及び前後に転位する。 転位が過重負荷の原因...

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4.膝上げ検査法

「3.膝曲げ検査法」に引き続き、股関節の転位を確認する手技である。 本検査では、前後方の転位を確認する。 next:5.腰背部なぞり検査法

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5.腰背部なぞり検査法

伏臥位にて、腰背部の状態を検査する手技である。 腰背部の状態は、呼吸器や内臓の状態を表わしていることも多いので、注意深く観察することが必要である。 next:6.脊柱なぞり...

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6.脊柱なぞり検査法

脊柱(背骨)は、姿勢を支える柱であり、中枢神経の通路でもあるという、たいへん重要な部位である。 この異常が、健康を左右すると言っても過言ではない。 本手技は、被術者の脊柱の状態...

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7.四点静圧法

一瞬にして体幹を整えるという、驚くべき手技である。 簡単そうに見えるが、他の手技と同じく、呼吸、触れ方など、精度を要求される。 場合によっては、これだけで施術が完結することもあ...

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8.背面片足牽引法

股関節の転位を調整する手技である。 一般にはあまり知られていないが、股関節の転位は、全身の骨格に大きな影響を及ぼす。 特に左右差が著しい場合、その影響は顕著である。 股関節は...

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9.足首回転弛緩法

足首の可動域を確認しながら広げていく効果はもちろん、背面側を中心に、全身の筋肉を弛緩させる効果もある。 筋膜や骨膜を介した身体の動きを感知し、鬱滞などを確認する意味もある。 ...

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10.股関節弛緩法

股関節周辺及び大腿部の筋肉を弛緩させる手技である。 姿勢保持や運動機能上、股関節は非常に重要な部位であることは言うまでもないが、体液循環上も大きな役割りを担っている。 そのため...

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11.腰背部弛緩法

背中と腰周辺の筋肉を弛緩させる手技である。 特に、捻転動作によって、脊柱を支え、その可動性を確保する脊柱起立筋群にアプローチをし、緊張を解除する重要な役割を持つ。 next...

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12.腹部弛緩法

腹部の緊張を除去する手技である。 基幹操法は、生命活動全般の活性化が主眼となるが、その上で内臓機能の活性化は必要不可欠であり、この手技はそのための手法である。 next:1...

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13.上腕回転弛緩法(1)

上肢帯の筋肉群の過緊張を解除する手技である。 胸郭周辺や横隔膜へも影響を与え、呼吸の安定化や内臓機能亢進にもつながる。 next:14.上腕回転弛緩法(2)

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14.上腕回転弛緩法(2)

肩甲骨の可動を高める手技である。 上腕回転弛緩法(1)と共に、上肢帯の循環を活性化するという重要な役割もある。 next:15.前腕弛緩法

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15.前腕弛緩法

手作業、特にパソコンを使った業務は、前腕の疲労と緊張を招く。 それが、肩や首のこり、さらには頭痛の原因につながることが多々ある。 前腕を緩め、橈尺関節の可動を上げることにより、...

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16.体幹牽引揺らし法

体幹に牽引をかけ、捻転をかけることにより、体幹の筋肉を弛緩させ、脊柱の柔軟性を回復させる手技である。 膝を立てる角度、捻転の速さや大きさによって、さまざまなアプローチが可能である...

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17.拳上牽引揺らし法

上肢に牽引をかけ、捻転をかけることにより、上半身前面や肩部周辺の筋肉の緊張を緩和させ、かつ脊柱の柔軟性を回復させる手技である。 現代人は、概して胸椎の動きが固い。 それも呼吸が...

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18.頸椎弛緩法

頸部周辺の筋肉を緩める手技である。 頸部筋肉の過緊張は、頭痛、めまい、耳鳴り、パニック障害、うつなどを招く。 その解消に、たいへん有効な手技である。 next:19.後頭...

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19.後頭骨牽引揺らし法

頸椎に牽引をかけ、その周辺の筋肉を緩める手技である。 椎間孔を確保することにより、手のシビレ解消などの効果が期待できる。 また、後頭骨の可動を向上させる効果もある。 ne...

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20.側頭骨静圧法

頭蓋骨の調整をする手技である。 頭蓋は、一次呼吸、二次呼吸の両方に呼応して動いているが、それを観察する練習法としても活用できる。 back:1.拳上検査

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基幹操法解説動画

基幹操法の各技術を動画で解説いたします。 お手元に「基幹操法解説」テキストをご用意の上、ご覧ください。 ちなみに本ページを閲覧できるのは、門下生のみです。 1.拳上検査法...

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