人としての成長を目指す

成長は、生きる歓びの源泉です。
「成長すること」と「貢献すること」は、人間が宿命的に備える最も高度で根源的な欲求だからです。
　
では、成長するためには何をすればよいでしょうか？
私は、次の三つが必須と考えています。
　
一つは「真実を知り、真理を学び続けること」。
一つは「内側の豊かさを見つけ、育て、それを人や社会に伝え続けること」。
一つは「意識と行動を、依存から自立へ、そして相互共存（インタービーイング）へとシフトさせること」。
　
どのような仕事でも、結局は「人」次第です。
モノやサービスがあふれかえっている現在、どこで何を買うかよりも、「誰から」買うかが重要視されるようになっています。
　
特に、整体師は、商品を持ちません。
私たちは、器具も道具も使いません。
　
使えるのは、己の身ひとつです。
言わば、自分自身が商品となるのです。
　
だから、人としての成長が必要不可欠です。
人としての成長こそ、整体師としての成長です。
　
そのことを、絶対に忘れないでください。
　
成長すること。
貢献すること。
　
繰り返しになりますが、この二つは、人間が持つもっとも高度な根源的欲求です。
整体は、この二つの欲求を高いレベルで満たしてくれる素晴らしい道であり、仕事です。