道具

道具を使いこなそう

オートキャンプを楽しむには、様々な道具が必要です。
まずは、何のために、何が必要なのかを知ること。
次に、機能性、デザインなど、自分に合ったものを探し、選び、手に入れること。
それぞれをよく理解して、うまく使いこすこと。
手入れや修理をしながら、いつまでも大切に使うこと。
キャンプ道具の多くは、昔ながらのものが多く、「付き合う」楽しみがあります。
初心者の方が道具を購入するなら、経験者のアドバイスを受けるのがよいと思います。

オートキャンプに必要な道具

ここでは、オートキャンプに必要な道具をご紹介します。
なくてはならないもの、あった方がいいものなど様々ですが、参考になれば幸いです。
なお、ここでは、機能別にご紹介をしています。

住まう

テント・タープ

テントは、滞在の拠点となる、一時的な「家」です。
ホームセンターやアウトドアショップなどへ行くと、様々な種類のテントが販売されていますので、迷うことも多いと思います。
最初は、宿泊人数に合わせたドームテントが無難でしょう。
最初から理想のテントにめぐり合うのは難しいと思いますので、後に買い換えるつもりで選べば良いと思います。
メーカー製のものであれば、安価なものを選んでも大丈夫だと思います。

テント・タープ >

テーブル

テーブルは、必需品の一つです。
ホームセンターやアウトドアショップへ行くと、様々なものが販売されています。
必ずしもキャンプ用でなくても構わないし、自作する人もいます。
私は、大小3台のテーブルを持参します。
メインテーブルは、主として食事や団らんに使います。
2018年、キャンプを再開するにあたり、スノーピークのワンアクションテーブルを購入しました。
天板に竹の集成材を使い、ワンアクションで開閉ができるユニークなシステムを持ったテーブルです。
ガタツキがないしっかりしているものを探し、このテーブルに決めました。
やや高額でしたが、さすがはスノーピーク製のベストセラーモデルだと思います。
その他、折りたたみテーブル1台と、小型のテーブル1台を用途に応じて使い分けています。

椅子

椅子も、キャンプの必需品です。
キャンプ用である必要もありませんが、運搬のことを考えると専用のものに限るでしょう。
これまで、何脚のキャンプ椅子を購入したことでしょう。
それぞれ素晴らしい製品でしたが、このTAKE!チェアは最高だと思います。
高い機能性と美しさを併せ持つ、素晴らしい製品であり、眺めているだけで嬉しい気持ちになります。
もちろん、座り心地も抜群です。
少し高額ですが、買って本当によかったと思います。
キャンプだけでなく、日常使いをするユーザーも多いようです。
本当に良いものを大切に、長く使う。
それが、一番だと思います。

照明

キャンプ場の夜は、当たり前ですが、真っ暗闇に包まれます。
何らかの照明器具を準備しないと、支障があります。
照明器具には、大きく分けて、1)電池を使うもの、2)ガスを使うもの、3)ホワイトガソリンを使うもの、4)ろうそくを使うものがあります。
用途に応じて、使い分けると良いでしょう。
ちなみに私は、主照明としては、ホワイトガソリンのランタンを使用しています。
演出用にキャンドルランタン、室内用に電池式ランタンを使います。
高規格のキャンプ場には、電源設備が用意されているところもありますが、せっかく大自然の中で過ごすのですから、都会のように明る過ぎるのも興ざめです。
隣接するサイトに迷惑をかけることもあります。
夜を楽しむ心の余裕を持って、照明をうまく使いましょう。

照明 >

移動する

クルマ

当たり前のことながら、オートキャンプにクルマは必須です。
最初は、所有するクルマに合わせ、装備を選べばよいと思います。
装備を厳選すれば、普通の乗用車でもオートキャンプは十分可能です。
コテージや常設テントがあったり、テントやタープを貸し出ししてくれるキャンプ場を選べば、軽自動車でもOKです。
本格的にキャンプを楽しむなら、荷物がたくさん積めるワンボックスカーやSUVなどがよいでしょう。
ただし、それらは概して大型なので、日常生活では使いにくい面もあります。
日常生活とキャンプ、両方で使いやすいものを選ぶなら、中型のステーションワゴンがお勧めです。
ちなみに私は、ゴルフヴァリアントを愛用しています。
リアゲートは、雨天時のことを考えると、跳ね上げ式をお勧めいたします。

クルマ >

作る・食べる

クーラーボックス

クーラーボックスは、冷蔵庫です。
肉などの腐りやすい食材を保管したり、飲み物を冷やすために必要不可欠です。
可能であれば、1)保存をメインにした保冷力の高いもの、2)頻繁に取り出す飲料などを収納するものの2種類を用意すると良いでしょう。
前者はハードなもの、後者はソフトなものを選ぶのが無難です。
なお、クーラーボックスは、少しでも保冷効果を高めるために、直接地面には置かず、台の上に置くのがベターです。

コンロ

焼く、煮る、炊く等の調理をするなら、熱源が必要です。
最初は炭火だけでも十分ですが、本格的に料理を楽しむなら、コンロを手に入れた方が良いでしょう。
コンロの燃料は、主としてカートリッジガスとホワイトガソリンがあります。
私は、ホワイトガソリンを使います。
主な理由は、コストパフォーマンスが良いからですが、給油やポンピングの作業が楽しいし(ある意味面倒ですが)、火力が強いからです。
大きく分けて、バーナー(燃焼口)が一つのものと、二つのものがあります。
二口あると、一方でご飯を炊き、一方で料理を煮込むなどの使い方ができます。
最初は、家庭用のカセットフーなどでも十分でしょう。
ちなみに私は、ずっとコールマン製のツーバーナーを愛用していますし、これからも愛用し続けると思います。

クッカー

クッカーとは、鍋やフライパンなの調理器具です。
家庭用のものでも用は足りますが、運搬時にかさばるのが難点です。
なので、キャンプ用のもセットを購入した方が良いでしょう。
重ねて収納できるので、便利です。