疲弊し、混迷する社会が、新しい職能を求めています。
高い倫理観と夢と希望を持ち、新しい時代を切り開く、起業家精神を備えた整体師。
それが私たちが目指す、単なる整体師ではない「整体起業家」です。
いま、社会には心身を病む人が蔓延しています。
平日の総合病院やクリニックは、どこも人があふれかえっています。
一見何ごともなく過ごしているようでも、実は大きな苦しみや悩みを抱えている。
そんな人も決して少なくありません。
それもそのはず。
日本の国民医療費は、今や年間40兆円を超えています。
一人あたりの医療費は、50年前の約100倍になっているそうです。
このままでは、病人はますます増え続けるでしょう。
一方で、雇用が不安定なためか、職業や仕事に悩みを抱える人が増えています。
働き先がなかなか見つからない人も、決して少なくありません。
契約社員や派遣社員として働き続けることに、大きな不安を抱く人も多いことでしょう。
たとえ正社員として定年まで勤めても、老後の生活安定は難しいのが実情です。
このような社会ゆえ、治療や癒しの仕事に関心を持つ人が増えています。
手に職をつけて、自立しようと考えるのでしょう。
それに呼応するように、セミナーや講座が花盛りです。
整体師を目指す人も多いようで、専門学校やスクールは乱立気味です。
しかし、断言しますが、整体を生業とするのは簡単ではありません。
むしろいばらの道と言ってよいでしょう。
経験と実績が圧倒的にモノを言う、100%実力勝負の厳しい仕事だからです。
さらに現在は、整体の市場は成熟しきっており、過剰供給気味です。
競争が激しく、経験10年を超えるベテランたちでさえ、生き残りのために必死です。
この状況下、新規参入は、至難の業と言っても過言ではないでしょう。
だから、せっかく開業しても、3年後には9割以上の者が廃業すると言われています。
また、残る大半の者も、年収は300万円以下とも言われています。
それでも、整体は、素晴らしい仕事です。
器具も道具も使わず、己の身ひとつで、人さまのお役に立ち、心から喜んでいただけるからです。
経験を積めば積むほど技術と人格に磨きがかかり、実力が培われ、人様や社会に貢献できるからです。
景気に左右されない仕事であり、生涯現役を貫くことができるのも、大きな魅力です。
では、どうすれば整体を生業とできるのか。
開業後1~2年のうちに、サラリーマンを超える収入を得るためには、何をすればよいのか。
そのために、まず、何から始めればいいのか。
何を学ぶ必要があるのか。
そもそも整体とは何なのか、なぜいま整体なのか。
生涯かけて取り組む事業に育てるためには、何が必要なのか。
本講座では、一年間かけて、起業に必要なことすべてを学んでいただきます。