2011年、オステオパシーのセミナーを受講しました。かなり大規模なセミナーで、受講生は100名くらいいましたが、大半が柔道整復師や鍼灸師などの国家資格者でした。講師の先生は日本屈指のオステオパスで、施術デモンストレーションはまさに神技でした。その先生が、まず何か1冊読むとしたらこれ!と推薦くださったのが、この本です。
私は、その前年に師匠を亡くしていました。開業してまだ日が浅い私は、拠り所を失い、これからどうやって生きていけばよいのか、悩み、迷う日々を送っていました。そのような中、著者のフルフォード博士は、まさに師匠のような存在となりました。優しく、深く、知的な語り口に、どれだけ救われたかわかりません。この本から学んだ、施術者としての心構えやあり方の数々は、その後、私が整体師として成長して行く大きな糧となりました。
ちなみに、本整体塾の「整体起業講座」では、この本をサブテキストとして支給をしています。私もいまだに困った時、悩んだ時に、何度も読み返しています。
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