西田です。
時々受ける、次のようなご質問。
「整体の仕事に、将来性はあるのでしょうか?」
引き続き、私の考えをご紹介いたします。
前回、靴のセールスマンの例え話をしました。
覚えていますか?
少しだけおさらいします。
靴を履かない習慣を持つ国へ行った、靴のセールスマン二人。
一人は、可能性がありませんと報告。
もう一人は、莫大な可能性がありますと報告。
…というお話でした。
私たちが住む、日本という国。
体調が悪いな、病気かなと思ったら、ほぼ全員が病院へ行きます。
あるいは、市販薬を買って服用します。
整体院へ行こうという人は、まずいないでしょう。
きっと、あなたもそうでしょう。
一方で、私の整体院へ来るお客さまは…
「病院へ通っても治らない」
「病院で検査したが、原因不明と言われている」
「どの病院でも治らず、困り果てている」
そんなお客さまがほとんどです。
なぜでしょうか?
現在、大半の病院が行っているのは、いわゆる「現代医療」です。
現代医療は、対症療法です。
つまり、怪我や伝染病などの急性疾患、あるいは救急救命などを扱う医療です。
しかし、現代の日本人の大半が患っているのは、慢性疾患です。
慢性疾患は、対症療法では治りません。
例えば、頭痛を考えてみましょう。
疲れたり、天気が悪くなると頭痛がするので、頭痛薬が手放せない。
そんな人は、とても多いと思います。
いわゆる「頭痛もち」という人です。
このような状態を慢性頭痛と呼びますが、慢性疾患のひとつです。
頭痛薬は、対症療法です。
体内に化学反応を起こすことにより、痛みを感じなくしているだけです。
頭痛を起こす原因を絶っている訳ではありません。
人体は、薬物耐性という性質を持ちます。
繰り返し投与された薬は、そのうち効果が無くなります。
すると、強い効果の頭痛薬や他の薬が必要になります。
一方で、薬には例外なく副作用があります。
薬を飲めば飲むほど症状が長引き、悪化するのは、そのためです。
そして、そんな人たちが、藁にもすがりたい気持ちで、私たちの整体院へやって来るのです。
さて、靴のセールスマンの例え話と整体の将来性。
結びつきましたか?
きっと、まだよくわかっていませんよね。
では、次回は「整体には無限大の可能性がある!」と題してお伝えいたします。
どうか楽しみにお待ちください(^-^)
≪お知らせ≫
来月、8月5日(土)大阪、8月26日(土)千葉で開催する「脱サラ整体起業セミナー」では、整体の仕事の無限の可能性についてお話しいたします。
脱サラや独立開業をお考えの方にとっては、ワクワクする内容だと思います。
大阪、千葉ともに、残席2名です。
http://shin2raku2do.biz/lp/?page_id=339
本日は、ここまでとします。
最後までお読みいただき、たいへんありがとうございました。