サラリーマンだった私は、突如、整体の世界に足を踏み入れることになった。
それまで整体は、私にとって未知の世界であった。
整体師とは、白衣を着て、医師まがいのことをするイカガワシイ職業。
なんとなく、そんなイメージを持っていた。
整体師のイメージ
試しに、Googleで「整体師」を検索し、画像を表示させてみた。
それが、上の写真である。
やっぱり、ほとんどが白衣だ。
私が抱く、一般的な整体師のイメージは、こんな感じである。
私は、こんな整体師には、なりたくなかった。
夢も希望も感じられないからだ(これが悪いという意味ではない)。
白衣は着ない
だから、私は大半の整体師が身につける白衣を着なかった。
医師でもないのに、白衣を着る。
そこに、どうしてもいかがわしさと怪しさを感じてしまうのである。
私は、着慣れた稽古着に近い作務衣を着用することにした。
身につけた整体技術が、日本伝統由来ということも、理由のひとつである。
今のところ、自分に合うと感じている。
だから、整体院の仕事だけでなく、外出や出張も作務衣姿である。
その後に、日本の医療事情の歪みや異常さを知った。
このまま日本人が医療を盲信し続けたら、日本は間違いなく滅びる。
そんな危機感さえ持つようになった。
その片棒を担ぐのは、まっぴらごめんである。
だから、より医療から離れようとした。
私は、医療や代替療法とは異なる分野で活動しようと考えたのだ。
整体師から「整体起業家」へ
脱サラという大きなリスクをおかし、生涯かけて取り組む仕事にするのだ。
もっと夢のある職業としての整体師を目指したい。
この業界に足を踏み入れた時から、無意識にその姿を追い続けて来たと思う。
その姿が、今般「整体起業家」という言葉に結実した。
私は、整体起業家だ。
そして、整体起業家を育てる。
誰もが、安心して自分らしくあれる社会を目指す。
それが、整体起業家が見つめる地平である。
患者さんの笑顔を増やしたいなどと、気持ち悪いことは断じて口にしない。
ちなみに、この写真の中に、知人が3名もいる。
検索時に、下の方までスクロールして見たが、私の写真は見つからなかった。
私は、Googleにも、整体師として認識されにくいらしい(笑)。