9/23 応用講座(4)@関東 1日目の様子
早いもので、関東で講座を開始してから、半年が経過しました。
講座の冒頭には、いつも「シェアタイム」を設けます。
前回の講座から1ヶ月間、どのような取り組みをしたのか、何が起こったのか。
その中で気付いたこと、感じたこと、思ったこと。
それを発表し合い、全員で聴き、感想や質問や意見を述べ合うのです。
仲間の経験談や想いは、何にも代えがたい貴重なコンテンツです。
そこに、第三者の視点や感性が入ることにより、さらに気付きや閃きが加わります。
他では得られない、貴重な学びがあります。
さて、今月のテーマは「循環器・消化器・その他」です。
人体は、その約60%が水だと言われていますが、
- 必要十分な体液が確保されていること
- 必要十分な体液が循環していること
が、健康上たいへん重要です。
そのために、循環器系と消化器系が正常に機能していることが非常に重要です。
さて、体液循環に関し、少し実習をやってみました。
まずは、門下生に正座をしてもらい、私は前からゆっくり彼女の肩を押します。
彼女は、後方に倒れないように耐えてもらいます。
しかし、ご覧の通り、少し押しただけで、後方へ倒れてしまいます。
次に、交代します。
つまり、私が正座し、後方へ押し倒すように、彼女に私の肩を押してもらいます。
しかし、私は倒れません。
強い力で押しても、大丈夫です。
相手が女性だからでは、ありません。
体重100キロを超える頑強な男性に押されても、倒れません。
これは、なぜでしょうか。
ヒントは、これです。
向かって左はペットボトルに、右はジップロックに、水を入れています。
容量は、いずれも約500mlです。
同じ500mlの水でも、ペットボトルに入った状態と、ジップロックに入った状態では、押した時の感触や動きが違います。
ペットボトルに入った水は、小さな力で動かせます。
しかし、ジップロックに入った水は、同じ力では動かせません。
例えて言えば、倒れる身体は、ペットボトルのようなものです。
倒れない身体は、ジップロックのようなものです。
史上最強の剣術家、宮本武蔵はなぜ強かったのか。
運動科学者である高岡英夫先生は、その極意は「水」にあると主張されます。
以下の本では、それについて述べてあります。
ポイントは、「ゆるむ」ということです。
ゆるめば、水のように変幻自在の身体になるのです。
それは即ち健康体です。
なぜ私たちの整体法が、循環器系疾患に効果があるのか。
このような実例を用いて、説明をしました。
このようなことは、解剖学や生理学の本には書いていません。
本講座でしか、学べないことです。
執筆者プロフィール
- 1960年、大阪生まれ。2008年、47歳の時に、突如、24年間勤務した会社を辞し、整体師に転身することを決意。多額の住宅ローンを抱え、当時高一と中二、二人の息子がいる身で脱サラし、未経験の仕事で起業するなど狂気の沙汰と、周囲の誰もが猛反対する。しかし、耳を貸さず、整体院の独立開業を断行。案の定、失敗、挫折、絶望の連続で、辛酸をなめ尽くすが、ぎりぎりのところで踏み止まる。修得した整体手技療法を基盤に、合氣道修行で得た心身修養の精髄を加味した「心整体法」を着想。病院で治らない慢性疾患や自律神経失調症専門の整体院という独自路線を歩み、自力で整体院経営を軌道にのせる。組織に依存せず、束縛されず、自分の良心や信念をいっさい曲げることなく、己の身一つでサラリーマン時代を大きく超える収入が得られることを証明する。その経験を生かし、脱サラ・起業に特化した整体塾を主宰。まったくの未経験者を「オンリーワンの整体師」に育てあげることについては、日本一の手腕を持つと自負する。これまでに200名以上を指導、50名を超える整体師を輩出する。現役の整体師を続けながら、大阪府枚方市、千葉県船橋市を拠点にして後進を育成。また、各地で一般の方に向けたセミナーや体験会を開催し、癒しの人間学「心整体法」を伝えている。
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