7/8 応用講座(2) 1日目の様子
2016年7月8日（金）～10日（日）の三日間、応用講座(2)を開講しました。
東京、福岡、京都、鳥取から学びに来てくれました。
熱い想い、高い志、本気の行動には、いつも頭が下がる思いです。
開講にあたっては、応用講座毎にオリジナルテキストを用意しています。
今月のテキストは、74ページのボリュームです。
1日目は、座学です。
講義を開始する前に、各人から1ヶ月間の報告を行ってもらいます。
経験、想いをシェアする。
喜びや感動だけでなく、苦しみや悩みも分かち合う。
話すことにより、何かが見えてきます。
聴く者にも、気付きをもたらします。
とても大切な時間です。
座学は、経営についてお伝えをします。
今月のテーマは「運営」です。
本講座では、運営とはManagementであり、「資源・資産・リスクなどを管理運用し、経営上の効果を最適化する活動」と定義をしています。
日々、整体院の実務として、具体的に何をするか。
経営上の効果を最適化するためには、何に留意すればよいのか。
それをご説明しました。
ポイントは、「質を高める」ことです。
経営は、「質×量」です。
量を増やす努力はできるが、自分で完全にコントロールはできない。
しかし、質は100％自分でコントロールできます。
今月の実技テーマは、「頭部・頸部・肩部」です。
整体施術をするにあたり、必要最低限の解剖生理の講義をいたします。
痛みや症状の見立てをする上で、解剖生理の知識は、必要不可欠です。
しかし、解剖学や生理学の本を、片っ端から頭に入れるのは、たいへん非効率です。
では、どのようにして解剖生理を学べばよいのか。
それは、必要最低限の知識だけ頭に入れ、あとは実務に則して学ぶことです。
問題や課題にぶち当たったら、その都度、詳しく調べることです。
それにより、生きた知識が身につきます。
その積み重ねにより、プロフェショナリズムが醸成されていくのです。
執筆者プロフィール
- 心身楽々堂 代表
- 1960年、大阪生まれ。2008年、47歳の時に、突如、24年間勤務した会社を辞し、整体師に転身することを決意。多額の住宅ローンを抱え、当時高一と中二、二人の息子がいる身で脱サラし、未経験の仕事で起業するなど狂気の沙汰と、周囲の誰もが猛反対する。しかし、耳を貸さず、整体院の独立開業を断行。案の定、失敗、挫折、絶望の連続で、辛酸をなめ尽くすが、ぎりぎりのところで踏み止まる。修得した整体手技療法を基盤に、合氣道修行で得た心身修養の精髄を加味した「心整体法」を着想。病院で治らない慢性疾患や自律神経失調症専門の整体院という独自路線を歩み、自力で整体院経営を軌道にのせる。組織に依存せず、束縛されず、自分の良心や信念をいっさい曲げることなく、己の身一つでサラリーマン時代を大きく超える収入が得られることを証明する。その経験を生かし、脱サラ・起業に特化した整体塾を主宰。まったくの未経験者を「オンリーワンの整体師」に育てあげることについては、日本一の手腕を持つと自負する。これまでに200名以上を指導、50名を超える整体師を輩出する。現役の整体師を続けながら、大阪府枚方市、千葉県船橋市を拠点にして後進を育成。また、各地で一般の方に向けたセミナーや体験会を開催し、癒しの人間学「心整体法」を伝えている。
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