覚悟/東京都荒川区 吉瀬 なつ紀先生

整体塾認定講師の吉瀬 なつ紀​先生。
昨夜、彼女がLINEで自撮りした写真を送ってきた。

おお!三蔵法師!
それが、私の第一声であった。

近々、ボウズにするとは聞いていた。
しかし、本当にやるとは…

思い切ったね。
なぜ、ボウズにしたの?と尋ねると…

「より本当の自分でありたい」

という答えが返ってきた。

〜 * 〜 * 〜 * 〜 * 〜 * 〜

私たちは、生きてく中で、いろんなものを纏う(まとう)。
それが自分らしさの表現になることもある。

しかし、実は逆ではないか。
多くの場合、何かを纏うことで、本当の自分が見えなくなっているのではないか。

だからと言って、一度纏ったものを脱ぎ捨てるのは、とても勇気がいる。
誤解や変化が生じるかも知れないし、場合によっては無防備になる可能性もあるからだ。

それでも、纏ったものを脱ぎ捨て、より純粋な自分であり続ける。
彼女は、その覚悟の表明として、剃髪を断行したのではないだろうか。

純粋なる自分の命を生ききる覚悟。
現代社会において、最も必要なことだと私は思う。

彼女自身、そのことを誰よりもよくわかっているのだと思う。
だからこそ、まずは自ら実践する。

私は、このたびの彼女の剃髪から、大きな気迫と、気高い美しさを感じる。
あっぱれな弟子である。

〜 * 〜 * 〜 * 〜 * 〜 * 〜

ちなみに、昨日、紹介したシンギングボウルは、チベット密教の僧侶が使う法具である。
剃髪と法具、なんかシンクロしてる?

〜 * 〜 * 〜 * 〜 * 〜 * 〜

手元に「教えて、お坊さん!さとりってなんですか?」という本がある。
若い女性が、6名の高僧と「さとり」をテーマに対談した内容をまとめたほんだ。

以下、6名の僧侶のさとりの定義。
それぞれに、うなずけることばかりだ。

さとりとは、

・つながりをたのしんで生きること
・夢であると気づいた上で夢を生きること
・いまという安らぎの中に生きること
・自分をまるごと受けいれて生きること
・死では終わらない物語を生きること
・ほんとうのいのちに従って生きること

私たちの整体が目指す境地、そのものである。

やっぱり、お客さんや友人へのショックを和らげるため・・
先に公開しておきます。
さっき「三蔵法師」って言われた(笑)
 
まぁ、やりたかったのでね。*
本人としては、
前よりうんと自分らしいと感じておりマス。
 
街中で小さなボーズを見かけたら
おぃなつき!と声をかけましょう。はい。(´ー`*)

執筆者プロフィール

西田 聡
西田 聡心身楽々堂 代表
1960年、大阪生まれ。2008年、47歳の時に、突如、24年間勤務した会社を辞し、整体師に転身することを決意。多額の住宅ローンを抱え、当時高一と中二、二人の息子がいる身で脱サラし、未経験の仕事で起業するなど狂気の沙汰と、周囲の誰もが猛反対する。しかし、耳を貸さず、整体院の独立開業を断行。案の定、失敗、挫折、絶望の連続で、辛酸をなめ尽くすが、ぎりぎりのところで踏み止まる。修得した整体手技療法を基盤に、合氣道修行で得た心身修養の精髄を加味した「心整体法」を着想。病院で治らない慢性疾患や自律神経失調症専門の整体院という独自路線を歩み、自力で整体院経営を軌道にのせる。組織に依存せず、束縛されず、自分の良心や信念をいっさい曲げることなく、己の身一つでサラリーマン時代を大きく超える収入が得られることを証明する。その経験を生かし、脱サラ・起業に特化した整体塾を主宰。まったくの未経験者を「オンリーワンの整体師」に育てあげることについては、日本一の手腕を持つと自負する。これまでに200名以上を指導、50名を超える整体師を輩出する。現役の整体師を続けながら、大阪府枚方市、千葉県船橋市を拠点にして後進を育成。また、各地で一般の方に向けたセミナーや体験会を開催し、癒しの人間学「心整体法」を伝えている。

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