リウマチ性疾患について/東京都荒川区 吉瀬 なつ紀先生
本塾講師である、吉瀬なつ紀先生の症例と考察、及びお客様の声をご紹介します。
リウマチは、現代医学では難治性疾患とされています。
非常に辛い疾患です。
そんなリウマチでお困りのお客様に初めて向き合い、寄り添いながら必死で勉強をし、一年かけて少しずつ改善へと導いていったなつ紀先生。
本当に、素晴らしいと思います。
大切なのは、テクニックやノウハウではない。
経験と実績も大切だが、もっと大切なのは「人を思いやる心」ではないか。
改めてそれを考えさされました。
なつ紀先生、ありがとうございました。
【リウマチ性疾患について ~「お客さまの声」とともに~】
現代医療における「リウマチ性疾患」と呼ばれる疾患は、現在200種類にもおよぶとされています。
しかしその多くが「原因不明」「根本的な治癒方法はない」と言われており、
更には、”膠原病(こうげんびょう)”と称される他の複数の疾患との「合併症」を起こしやすいという認識が一般的です。
多くが”原因不明”でありながら、病名を200種類にも分けられるというのは一体どういうことなのでしょうか?
それは、
”異常があるとみられる器官・機能”や ”症状(結果)の特性”などによって事細かく分別されるからです。
例えば、
①免疫異常による「関節リウマチ」「全身性エリテマトーデス」、
②代謝異常による「痛風」「甲状腺・副甲状腺疾患」
③細菌やウィルス感染による「リウマチ熱」「ウィルス性関節炎」
④加齢や外傷による骨や軟骨の変形とされる「変形性関節症」
そして、
⑤一般的な血液検査や画像診断では特異的所見がなく、多様で広範囲な疼痛を伴うものを『その他原因不明な疼痛症候群』などと分類され、「繊維筋痛症」「慢性疲労症候群」などが挙げられます。
”医学の進歩により詳細に分類された病名”をもらった患者さんは、というと、
「この検査でかなりの異常数値が出てしまったのです。」
「治療法が見つかっていない自己免疫疾患だと言われました。」
「どんな検査でも異常が見つからず、心因性の可能性があるとも言われました。」
などなど、
身体(いのちの営み)に対する知識も不十分なままに、
自身の心身をうんと細かく分断した1ピース1ピースを個別に見つめてしまい、
”異常”であることや、
”異常”が見つからないことに苦しむこととなります。
病気・症状 というものは、
心身の「偏り」「頑なさ」「狭さ」「乱れ」を気づかせてくれる信号です。
であるならば、
より「ニュートラルに」「しなやかに」「伸びやかに」心身を整えてゆくことで、
わたしたちは元に還ってゆくのではないでしょうか。
ですから、
西洋(現代)医学の力は、大切な一つの手立てとして緊急時には対処的な助けをもらい、
しかしながら、
患者ご自身が、”それが全て”にならないことが大変に重要です。
それは、西洋医学に限らずです。
わたし達が提供する”この整体”においても、全く同じことが言えるのです。
誤解を恐れずに言えば、
病のやめ時はいつでも、
自分だけが決められるのですから。
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以下、【お客さまの声】を一つご紹介します。
昨年9月より「関節の痛み」を主なお悩みとして通われ始めました。
その他の心身の状態も踏まえ、整体・整腸セラピーを交えながら、今年5月までは週一度のペースで。
その後2週に一度ペースへと変更し、
現在は3週間~1ヶ月に一度のメンテナンスのペースで通われていらっしゃいます。
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【お客さまの声】
~関節リウマチ / 会社員・50代女性~
① どのような症状でお悩みでしたか?
リウマチによる関節の痛み。
(休みの日目覚め痛みで起きられなくなった。平日は仕事へ行かなくてはと氣力で起きていたのでしょうね。)
② てあての間で施術を受け、心身にどのような変化がありましたか?
體は大分良くなりました、もう少しだと思います。
精神的な変化は大きいです。
通い始めた頃は自分否定がひどく、これが自分なんだと思い込んでいました。
しかし體が改善するように考えられるようになり、転職し樂しいことを求めやりたいことも考えられるようになりとても感謝しています。
③ てあての間の良さは何ですか?
なつ紀先生もリウマチの対処は初めてのようでしたが、たくさん勉強しているのもわかり「自分1人ではないんだ!」と感じられました。
社交的でなく話下手なので、他人には話したことがないようなことも話す事ができ、體だけでなく癒しと元氣を毎回貰って来ました。
④ 同じようなお悩みを抱えている方へ、一言お願いします。
色々なことをやってみていいと思います。整体だったり食事法だったりアプローチは多方面からで。
治ってやりたいことを出来るイメージを持つといいと思います。
きっと良くなる。
~ご協力ありがとうございました~
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③のご回答ですが・・^^
病院でリウマチの診断を受けられたお客さまは、この方が初めてでした。と、言いましても、正直なところ、
初めてご対応する症状どころか、初めて耳にする病名なども日常茶飯事です。^^
お客さまが服用中のお薬なども、知らないものはその都度調べなければなりません。
(お薬の服用に関して直接的なご指導等はいたしませんが、
お身体のことをともに考えてゆくにあたって、添付文書情報など最低限の知識は必要です。)
しかしながら、
実際は、同じ症状・同じ病名をおっしゃられるお客さま方でも、
お一人お一人の心身に対する向き合い方というのは、
必然的に三者三様・十人十色になってゆくものです。
ですので、どのお客さまもわたしにとっては初体験なのですね。
それでも少なからず経験は活きてゆくものでして、
その後にご縁のありました「リウマチ性疾患」と診断を受けてこられたお客さま方々と向き合う際、
また、その方々に寄り添い歩んでゆく上で、
こちらのお客さまの、まぎれもない、彼女自身の歩みに、
明るく変化してゆく雰囲気や笑顔の数々に、今なお大変力をいただいている次第です。
わたしは治療家ではありません。
整体師としても開業して4年弱のヒヨっこです。
ただ、この”ヘイワな国”で今を生きることに思いあがることのないよう、
ただともに今を生きていようと、
わたしなりに”いのちまるまる”と、向き合っているのだと思います。
整体技術は、そのような想いを表現する一つのツールです。
飽きっぽく気分屋のわたしですが、^^;
日々精進してゆこうという想いが温かいままに在り続けられるのも、
お客さまを含めた、周囲の皆さまのおかげでしかありません。
これから増々、
持てる技の精度を高め、自身を深めてゆくことに、
加速度を増してゆきますね。^^
『色々なことをやってみていいと思います。….
治ってやりたいことを出来るイメージを持つといいと思います。
きっと良くなる。』
きっと良くなる。
なんだか・・わたしの目頭が熱くなってしまった言葉でした。 ^^;
”希望”の言葉ですね。
希望は、生きる力です。
ありがとうございました。
執筆者プロフィール
- 1960年、大阪生まれ。2008年、47歳の時に、突如、24年間勤務した会社を辞し、整体師に転身することを決意。多額の住宅ローンを抱え、当時高一と中二、二人の息子がいる身で脱サラし、未経験の仕事で起業するなど狂気の沙汰と、周囲の誰もが猛反対する。しかし、耳を貸さず、整体院の独立開業を断行。案の定、失敗、挫折、絶望の連続で、辛酸をなめ尽くすが、ぎりぎりのところで踏み止まる。修得した整体手技療法を基盤に、合氣道修行で得た心身修養の精髄を加味した「心整体法」を着想。病院で治らない慢性疾患や自律神経失調症専門の整体院という独自路線を歩み、自力で整体院経営を軌道にのせる。組織に依存せず、束縛されず、自分の良心や信念をいっさい曲げることなく、己の身一つでサラリーマン時代を大きく超える収入が得られることを証明する。その経験を生かし、脱サラ・起業に特化した整体塾を主宰。まったくの未経験者を「オンリーワンの整体師」に育てあげることについては、日本一の手腕を持つと自負する。これまでに200名以上を指導、50名を超える整体師を輩出する。現役の整体師を続けながら、大阪府枚方市、千葉県船橋市を拠点にして後進を育成。また、各地で一般の方に向けたセミナーや体験会を開催し、癒しの人間学「心整体法」を伝えている。
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