11/6 車座の会@福岡県福岡市

小林先生、北中先生と

11月6日(土)、福岡で初めて「車座の会」(無料施術体験会)を開催しました。

開催にあたっては、門下生である小林正和先生(写真右)が力を貸してくれました。
会場を用意してくれた他、参加者を集めてくれました。
健康に対する意識の高い人たちが、なんと10名も集まってくれました。
小林先生の多大なるご尽力に感謝するばかりです。

また、鳥取から、小林先生の同期である北中道章先生も駆けつけてくれました。
ありがとうございました。

↓ 会場となった、広く美しいセミナールーム。
広く美しいセミナールーム

このセミナールームは、福岡市中央区にあります。
小林先生が独自の活動の中でご縁をいただき、使わせていただけることになりました。
なんと、利用は月1回に限り、無料だそうです。
地元の起業家や事業者を応援したい、地域に感謝し還元したい。
オーナーのそんな想いで運営されているそうです。
素晴らしいことですね。

↓ 最初は、座学です。
座学

自己紹介。
車座の会開催の趣旨、目的。
病気や痛みとは何か。
どうすればよくなるのか。
私たちの整体は何をするのか。
一般的には知られていない、体の仕組み。
ゆるめるとは。

…などをご説明しました。
より具体的にご理解いただくために、デモンストレーションを行うことにしました。

↓ 1番目の方です。
首の痛み

この方は、寝違えの後遺症か、上を向くと、首の左に違和感があるとのことでした。
肩甲骨を観察すると、上の写真のような左右差があります。
立位のまま、10秒足らずの施術。
すると、肩甲骨の左右差が縮まり、違和感はほぼ消失しました。

実は、この方は本塾の「通信教育」を受けてくださっています。
今回、施術を体験して、ますます私たちの整体に興味を持ってくださったようでした。

↓ 2番目の方です。
腕の痺れ

この方は、長年、肩から腕の痛みで悩んでおられます。
病院へ通っても、よくならない。
整体へ行くと、余計に痛くなる。
そんな状況であり、現在は痛み止めを服用されているそうです。
でも、服薬はなるべく止めたい。

やはり立位で、5分ほど施術。
痛みに変化はありませんでしたが、肩の左右差が縮まりました。
こうやって身体をゆるめ、骨格が自然な状態へ戻れば、自然に痛みは消失するでしょう。
そのようなご説明をしました。

ここで質問がありました。

「整体でゆるめても、すぐ元に戻るのではないでしょうか?」

どうすれば、戻らなくなるのか。
それを説明しました。
繰り返し、施術を受けることです。
最初は、元へ戻ることも多いでしょう。
でも、あるレベルを越えると、戻らなくなります。
スポーツの練習と同じです。

↓ 3番目の方からは、老眼対策について相談を受けました。
老眼対策

私なりの老眼対策をご説明しました。
目の使い方、意識の仕方で、かなり防げます。
そのおかげで、私は軽くて済んでいます(56歳現在、老眼鏡は不要です)。

4番目の方からは、ふらつきについて相談を受けました。
お話をお伺いすると、以前から首と肩のコリがひどいとのこと。
もしかしたら、それが原因かも知れません。
私の整体院には、同様の症状の方が大勢お見えです。
全身をゆるめることにより、おそらくは改善していくと思いますとお伝えをしました。

↓ 5番目の方は、足の痛みを訴えておられます。
ヒラメ筋の痛み

右足ヒラメ筋(ふくらはぎの筋肉)の外側が痛い。
歩き始めが、特に痛い。
そのように訴えておられます。

その周囲が痛みは腓骨の変位が関与することが多い。
なので、座位にてそれを調整する施術をいくつか試みました。
しかし、痛みに変化はありません。
なので、全身を調整して変化を観察しないと何とも言えないとお答えをしました。

↓ 6番目の方から、痛みに関するご質問をいただきました。
地域の健康を考える

「痛い時は、少しの痛みなら我慢をして動かした方が良いのか」

痛みの程度によるので、何とも言えない。
ただ、どのような感情も、身体が発するサインである。
痛い、苦しいなどの不快感情は、それをやってはいけないという警告である。
その基本は忘れずに、という内容をお答えしました。

「湿布は内服薬ではないので、痛い時は使った方が良いのか」

自然のもの以外は、湿布も薬である。
血管を収縮させ、痛みを感じなくしているだけなので、身体の修復は遅れる。
また、薬効成分が経皮吸収される。
常用すると、身体が冷える原因となるので、避けた方が良い、とお答えしました。

このご質問をくださった方は、地域の公民館館長をされています。
高齢化社会に向けた健康作りが、地域としても大きなテーマと考えられているそうです。
実際に、地域住民からの相談も多いそうです。
そこで、逆に私から、どのような痛みが多いのか、尋ねてみました。
膝の痛みが多いとのことでしたので、それについて少し解説をしました。

↓ 膝の痛みはどうして生じるか、解説をしています。
痛みの仕組み

地域には、いろんな職能の方がおられると思います。
お医者様もいらっしゃるだろうし、私たちのような自然療法家もいることでしょう。
それぞれ、一長一短あります。
なので、お互いに理解をし合い、それぞれの強みを生かす。
健康作りも、そんな取り組みができればと思います、とお話をさせていただきました。

ここまでで、2時間が経過。
残る1時間で、施術体験をしていただくことにしました。

↓ 私は、合計6名の方に施術をさせていただきました。
施術体験

↓ 福岡在住のもう一人の門下生、村上綾子先生には、整腸施術をお願いしました。
整腸セラピー施術体験

冒頭に述べた通り、今回は健康に対する意識が高い方がお集まりくださいました。
私も気づきや学びが多く、とても有意義な時間となりました。

お集まりくださったみなさま、ありがとうございました。
開催にあたり、多大なるご尽力をくださった小林先生、本当にありがとうございました。
応援に駆けつけてくれた北中先生、綾子先生も、ありがとうございました。

また来春あたり、福岡へ参ります。
微力ではありますが、地域の健康つくりのお手伝いができればと考えております。
何とぞ今後ともよろしくお願い申し上げます。

執筆者プロフィール

西田 聡
西田 聡心身楽々堂 代表
1960年、大阪生まれ。2008年、47歳の時に、突如、24年間勤務した会社を辞し、整体師に転身することを決意。多額の住宅ローンを抱え、当時高一と中二、二人の息子がいる身で脱サラし、未経験の仕事で起業するなど狂気の沙汰と、周囲の誰もが猛反対する。しかし、耳を貸さず、整体院の独立開業を断行。案の定、失敗、挫折、絶望の連続で、辛酸をなめ尽くすが、ぎりぎりのところで踏み止まる。修得した整体手技療法を基盤に、合氣道修行で得た心身修養の精髄を加味した「心整体法」を着想。病院で治らない慢性疾患や自律神経失調症専門の整体院という独自路線を歩み、自力で整体院経営を軌道にのせる。組織に依存せず、束縛されず、自分の良心や信念をいっさい曲げることなく、己の身一つでサラリーマン時代を大きく超える収入が得られることを証明する。その経験を生かし、脱サラ・起業に特化した整体塾を主宰。まったくの未経験者を「オンリーワンの整体師」に育てあげることについては、日本一の手腕を持つと自負する。これまでに200名以上を指導、50名を超える整体師を輩出する。現役の整体師を続けながら、大阪府枚方市、千葉県船橋市を拠点にして後進を育成。また、各地で一般の方に向けたセミナーや体験会を開催し、癒しの人間学「心整体法」を伝えている。

相談・体験・勉強会/車座の会

私たちの心整体法を知っていただくために、相談・体験・勉強会『車座の会』を、大阪府枚方市で毎月、千葉県船橋市で3ヶ月に1回、定期的に開催しております。あなたのお悩み、お気軽にご相談ください。そして、ごく短時間、そっと触れて、やさしく揺らすだけで、身体と心が軽くなる。そんな、他にはない不思議な整体を、ぜひ体験してください。

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